接戦を制して藤沢市が初優勝!

　第53回神奈川県総合体育大会ゴルフ競技は9月9日(月)、厚木市飯山の本厚木カンツリークラブに県下31市町155選手(1チーム女子1名、50歳以上1名、一般3名の計5名)が参加して行われた。

　連日の猛暑が嘘のような、冷たい秋雨が終日降ったりやんだりのあいにくのコンデションであったが、5名中上位4名の合計ストロークで争う団体戦は1位チームから3位チームまでが同ストロークで並ぶという大接戦。5番目の選手のストロークで順位を決定するという大会規定にもとづいて藤沢市チームが初優勝に輝いた。準優勝は大和市、第3位は秦野市。
　地元厚木市は、期待された女子エースの落合麻紀選手が前半つまづいて43、後半37と追い上げたものの２ストローク及ばず惜しくも４位に終わった。
　個人戦女子の部は、前半７番ショート、後半16番ロングでバーディーを奪ってトータル３オーバーの好記録であがった寺本優子選手(鎌倉)が、２位の渡辺良子(相模原)、河西ひろみ(茅ヶ崎)の両選手を２ストローク離して優勝。
　大混戦の50歳以上の部は、前半の13番ミドル、15番ショート、18番ロングでバーディーを奪って2アンダー34でターン、後半のOutでも2バーディー、ノーボギー34ストローク、トータル4アンダー68で加藤哲朗選手(伊勢原)が初優勝した。2位には同スコアながらマッチングスコアカードで惜しくも破れた鈴木世喜夫選手(小田原)が、第3位には3アンダー69の菅沢多仁夫選手(藤沢)、4位には１アンダー71で岩崎伸夫選手(箱根)が入り、４選手がアンダーパーを記録するという好記録だった。
　一般の部でも６選手がアンダーを記録するという好ゲーム。優勝した関根豊選手(愛川)は前半Inコースは1オーバー37だったものの、後半Outコースに入ると3、4、5、6番と連続４ホールバーディーを連取、8番ホールでボギーを叩くがすぐさま9番ロングホールでバーディーを奪い返して、4アンダー32であがって見事、2位の丹野富寿選手(大和)を逆転して堂々の初優勝に輝いた。